ベビーシッター 給料
ベビーシッターの給料は、それ程高いとは言えません。しかし、様々なシッターのサービスがある事、夜勤や早朝勤務などにあたる事により、基本給に上乗せ分の賃金が発生したり、時給以外のメリットが発生する事があります。しかし、それもこれも仕事をしっかりとこなし子供の世話をする事を遂行しての話なので、仕事自体を好きでないと納得のいかない金額と感じる人も居るかも知れません。
都市部での需要が近年増えるベビーシッターですが、地方と首都圏でもかなり金額に違いが出てきます。地方ではもし子供を一時的に預ける必要があると比較的親戚を頼りやすい事、イベント会場などでの子供の世話の場合も一度要員が決まると継続してその人に頼みやすいことなどから、ベビーシッターの新規求人が募られる事もあまり多くないようです。給料も一度固定した後、ベースアップという形で交渉を行ったりするより他、あまりないのかも知れません。やりがいを感じていれば子供と触れ合う事自体はそれほど苦にならないはずですから、賃金の安さが地方で問題になる事はあまりなさそうです。
しかし、ベビーシッター利用のコアになりつつある首都圏では、共働き夫婦の勤務形態も多様化している事から、ベビーシッターにもフレキシブルな対応が求められます。また、病後の子供をみたり、ベビーシッターと幼児教育の両方を請け負う人材を高所得層向けに派遣したりと、業務内容も通常の子守といったイメージから離れるものまで発生しているのが、首都圏の現状です。そういったものを組み合わせて業務にあたると、思いがけない高収入になる事もありますが、やはり根幹で必要なのは子供が好きであるという思いと、着実な勤務を行っていく姿勢です。今も昔も乳幼児から幼児の世代の子供に必要なものはあまり変わっていないという事を、まず念頭に置くとよいでしょう。
全国をトータルして、正社員のベビーシッターの給料は16万円から20万円程度です。